Diary

猫を看取る②

自宅点滴治療を開始して、はじめの1週間は調子良かったけれど、目に見えて衰えていくのがわかる。
4月3日に追加の点滴とお薬を貰い、1日おきに点滴をすることになったら、また体調が悪くなり、結果毎日点滴することに。
体調の変化というか波が目に見えてわかるような状態。
元気が無いときは大好きなちゅ〜るを半分残すといった感じ。
つい先日までは、茶色い小僧のちゅ〜るまで横取りして食べていたのに・・・。

突然亡くなった茶色い爺さんのときは、食べたいモノ何でも食べさせてあげるんだったと後悔したので、この頃から墨色の爺さんの大好きなイリコを与えることにしました。

猫用とはいえ、あまり食べさせるのは良くないとの事で、欲しがってもたまにしか与えていませんでした。しかし、ご飯をしっかり食べて体力をつけてもらうために、カリカリに粉々にしたイリコをまぶして与えることにしました。
粉々にしたイリコがかかったカリカリをすごい勢いで食べてくれるので、このまま元気になって18歳を迎えてくれる事を祈りつつ、大好きなちゅ〜るも毎日与えました。

しかし、もう長くないという姉の言葉通り、元気そうに見えても著しく変化していきました。

少し目を離すと鼻が詰まって呼吸が苦しい様子を見せていましたが、ホモトキシコロロジー治療のおかげか、鼻が詰まる症状は即改善され、鼻水は出るけれど、詰まることはなくなりました。鼻詰まりが速攻改善されたことで、その後は苦しむことは無くなったのだけど、ハミション・ハミウンチをするように。

茶色い爺さんがまだ生きていた頃「そのうちハミションするようになるからトイレはお風呂に置くといい」と姉からアドバイスを受けて以来、猫トイレはお風呂に置いていたので、ハミションされたことで「あぁほんまにハミションするようになったのね」と、妙に納得しながらお掃除。

しかしハミションするようになった数日後にはもう自力でトイレに行けなくなるとは・・・!

この動画を撮った夜にはもう、トイレに間に合わなくなり、初めて粗相をしてしまいました。
墨色の爺さんはこれまで1度も粗相をしたことが無かったので、爺さん的にもショックだったのでは?と勝手に想像。

そして翌朝、おしっこ臭で目が覚めました。
体力低下の中、頑張ってトイレに行こうとするも、猫ドアをくぐった先で間に合わず粗相していました。
粗相で下半身濡らし、濡れた下半身を引き摺って絨毯に戻り、そのまま寝ていました。
そのため、床や絨毯が乾き、アンモニア臭を発生させ、その匂いで私が目を覚ますという・・・。

この日から爺さんのオムツ生活スタート。
この日はオムツをしても頑張ってトイレに行こうとしていましたが、オムツの働きが良いせいか?諦めたのか?翌日からトイレに行こうとする気配はなくなりました。
もうトイレに行く体力がなくなっていたのかもしれないけれど・・・。

そして翌日の11日は出勤日だったので部屋に設置した見守りカメラで様子をみていると、午後からカメラの範囲内に映らなくなり、終業後速攻帰宅すると、トイレに設置していた爺さん専用ベッドに入って寝ていました。まだあのベッドに入るというか跨ぐ体力はあるのねとひと安心。

4月11日(月)帰宅すると爺さん専用ベッドで寝ていた

毎日薬を飲んでも、もう目の出血は治らず赤いまま。
そして目を閉じるのが難しくなっているのか、寝ていても目が空いた状態で、気がつけば目の膜が乾いてしまっている。
薬を貰って目に塗るも、効いているのかいないのか?

火曜、水曜は在宅だけど、木曜、金曜は出社日なので、私が居ない間に虹の橋を渡らないようにと祈りつつ迎えた週末。
とうとうその日がやってきました。

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