Diary

猫を看取る③

何度も虹の橋を渡りかけては戻るという状態の中、なんとか迎えた週末。
カリカリごはんはイリコをまぶしても少量しか食べられず、でもちゅ〜るタワーは完食したのでひと安心。
とりあえずご飯を食べられる状態なので今日は大丈夫かなと思っても、突然グッタリするのでやはり目が離せない。

この日の夜ごはんは、ご飯を食べながら身体がゴロンと倒れるもんだから、ご飯食べながら虹の橋を渡っちゃうのかとヒヤヒヤしたけれど、食べ終わると静かに寝息をたてて眠っていたので、ヒヤヒヤと一安心の繰り返し。

ご飯を食べるのも体力を消耗している感じ。
ちゅ〜るを舐めながら身体がコテンと倒れるのはほんと心臓に悪い💦

動画も撮っていてTwitterにアップするも、ちょっとこの姿をアップするのはまずいかなと数分で削除。
とりあえずお腹は空いているようで、ぐったりしながらも顔だけ上げてまた食べるといった感じ。
身体はゴロンと横になったままなので、赤ちゃん用のやわらかいスプーンにすくって口元に運んであげると食べやすいみたい。

お水も頑張って飲んでいるとはいえ相変わらず脱水状態なので、点滴をすると少しだけ落ち着く感じ。
毎日点滴をしているうちに、針刺すのも上手になっちゃったよ。

そして翌日。
昨日の朝はちゅ〜るタワーをほぼ完食するも、今朝は半分も食べないうちに「もう要らない」といった感じで拒否る。

先月の今頃は、ほぼ毎日24時間中23時間は寝ているような日々だったけれど、ここ数日はぐっすりと寝ている姿をあまりみない。
静かに寝息をたてて寝ている時間は数時間。
静かなので寝ているのかと思いきや目はパッチリとあいている。ここ数日は目が乾いてしまっているので、寝ていても目を閉じられなくなっているのか?

毎晩10時〜11時くらいに点滴をしているのだけど、なんとなく今日は早めに点滴しようと、よる8時に、まずは抗生物質を飲ませました。

毎晩のこの投薬は、口を開けて薬を入れて、スポイドでお水を流し込んで飲ませているのだけど、この日は、どこにそんな体力が残っていたの?と思うほど食いしばって口を開けてくれない。
びっくりするほど強い力で食いしばっていて、少しだけ空いた隙間から薬を入れて、すかさずスポイドでお水を注入。

ゴックンした感じが無いので、飲んでくれたのか?
とりあえず吐き出すか様子を見るも吐き出さないので、再度口を開けようとするも食いしばりは続行中で、少し空いた隙間から覗くとカプセルが見えないので、きっとちゃんと飲んでくれたのであろうと信じて、次は点滴。

その後は、眠ってはいないけれどスヤスヤと静かに横になっているので、そろそろお風呂に入ろうかと思ったとき

突然ハーハーと荒い呼吸をしたかと思うと、大きな深呼吸のような呼吸を2〜3回して、そして、明らかに呼吸が浅くなっていくのを感じました。

あぁ、今度こそ虹の橋を渡っちゃうのねと。

22時10分。
虹の橋を渡ってしまいました。
17歳と10ヶ月。

猫専門医の姉から、亡くなるときはあっという間だと聞いていたのだけど、本当にあっという間に旅立ってしまいました。
1ヶ月前のこの日はまだ目が赤くなる前で、ぜんぜん元気だったのに、3月末にグッタリしたと思ったら、その後は光の速さで衰えていき、あっという間に旅立ってしまいました。

長生きしたねと言われるけれど、個人的には20歳までは生きてほしかった。
元気そうだったので、18歳も元気に迎えられると思っていたので、18歳を迎えられなかった無念は残る。

でも、月曜日は出社日なので、わたしが家にいるときに旅立ってくれてありがとう。
茶色い爺さんは旅立ちの瞬間に立ち会えなかったのですごく心残りだったけれど、墨色の爺さんはわたしが見守る中で旅立ってくれました。
出社してわたしが居ないときに旅立たれていたら、きっとまた激しく心残りになるところでした。

茶色い爺さんは、ピンピンコロリと自身も亡くなったことに気づかないまま旅立った感じで、ある意味幸せな大往生でした。
墨色の爺さんは、約3週間で一気に衰えて旅立つも大往生だったねと。

ここから下は、チャオちゅ〜るの歌に反応する墨色の爺さんの動画を置いています。
音声設定がうまく出来ず、大きな音が出ちゃいます🙇

 

 

 

 

 

 

 

-Diary,